就活について雑感

こんばんは。讃井です。
修論の〆切が迫ってきて冷や汗かいてます(汗)


そんな中ですが、最近の就活に関する言説がちょっと気になってついついつぶやいてしまいました。
そして、やたら長くなったのでブログに載っけてみました。
(そんなんやってねぇで論文書けって心の声が・・・)


あまり考えなしにつぶやいたので、文字通り一個人のつぶやきとして受け取ってくれればと思いますー。


以下、つぶやきです。


いよいよ明日は12/1か。今年は修論で忙しいこともあって、あまり就活相談受けてませんが、就活生には是非いい訳せずにがんばってもらいたいなぁと。自戒も込めて。


今日もマイナビをdisってる記事が出てるようですが、特定の個人が就職(起業でもいいけど)できないのは、多くの場合その人自身のせい。
もちろん家庭環境のことだとか背景要因があることは知っているし、
そういうハンディキャップで苦しんでいる人も何%かはいると思う。
また、高卒の人は求人自体が少なく苦しいのは理解してます。


ただ、結構良い大学出て、時間もこれまで高校出てから3年もあって、それでいて「何していいかわからない」「企業の仕組みがおかしい」「日本の就職システムは世界最悪だ」ってのは、ちょっとないんじゃない?


自分の時もそうだけど、良い企業に就職する奴、ましてや自分で起業する奴は、やっぱり就活までの生き方が違う。積み重ねが違う。そりゃ、内定取れるわ。


「就活は卒業してから。大学では勉強したい」とか言うけど、それだったらそれまでにも勉強してくればいいだけだし、就活中も勉強すればいい。さらに、本当に勉強(研究)したいなら、そもそも就活しなければいい。


就活でいい結果出す奴の中には勉強(研究)でも素晴らしい成果を出す奴が多かったように思う。逆もしかり。


大学にしろ、就活にしろ、同じルールの中で競争しているわけだから、優劣はつくに決まってる。その中で結果出なかったことを社会とか企業のせいにするのは、率直にかっこ悪いなと思います。少なくとも私が就活生だったら人前では言えない。恥ずかしいから。(家で一人で言うかもしれんけどw)


それに、そもそもルール自体がおかしいだろと思うなら、自分がやりたいようにやれる土俵で戦えばいい。起業するなり、NPOつくるなり、ベンチャーに自分売り込みに行くなり、海外の企業に就職しに行くなり方法はたくさんある。


昨年会ったある大学生は就活に納得いかなくて、自分がやりたい仕事をやっている会社に飛び込みでアルバイトお願いしに行った。そこから社員格の仕事を自分で勝ち取っていき、今年はまだ一年目ながら、自分で一から企画した商品を世に出すところまでいった。


日本の企業の仕組みが嫌だからといって、インドネシアの新聞社に自分を売り込みに行った学生もいたなぁ。他にも起業してたり、起業の準備をやったり、ベンチャーで社員並みに働いてそのままジョインした学生もいた。


そこまでやれる人は限られているけど、ふつうの企業のセミナーだって空席一杯あるのに飛び込みで行ってキャンセル待ちするような気概のある奴なんて本当にわずか。でも、わずかだけど確かに「いる」。そういう子は熱意・顔つきとかじゃなくて、経験値もあるし実力もある場合が多い。


「就活の仕組みが・・・」と言ってる人の多くは、仕組みを否定しつつも仕組みの中から出ようとはせず、文句を言ってるだけ。私自身もそういうところはあったと思う。


意識の高い学生wwwとか言うけど、笑っていいのは、実力ある奴だけ。意識も低い、実力もない。そんな学生を欲しいと思うかな。自分が社員やバイトを面接する側になって考えりゃ当たり前。


マイナビの広告wwwとか言うけど、マイナビの広告がどうあろうと、自分の就活には全く関係ない。皆と同じ格好していても、すごい奴はすごい。逆もしかり。


んで、長くなってきたし、さすがに「修論あんだろお前」という声が心の中から聞こえてきているので、そろそろ終わりにしますが、要は「言い訳してても始まらない」ということかと。


何それ、当たり前過ぎワロスwwwっていう人は、その通りなのでスルーしてくれればと思いますが、結局その当たり前のことに尽きる。


この不景気に就活を迎える人は不幸だし、リクナビマイナビを超える最高の就活サイトはたぶんないだろうし、リクルートスーツはまだ着なきゃいかんだろうし、一括採用の弊害はある。でも、それは今の時代に生まれた人みんなそう。


その中で今の環境に適応して、もしくは適応しないと振り切って、行動できたもん勝ち。これは就活に限らず、人生全てにおいてそう。


だから、もし良い人生を歩みたい、就活期を良いものにしたい、という人がいるなら一旦仕組みの議論は置いておいて、自分の選ぶべき道を選択し、やるべきことをやるしかないと思うわけです。


んで、これってあくまで就活生が良い人生を歩むための術であって、社会変革とか仕組み変革が必要って議論はまた別にあるわけで。


社会変革や仕組みの変革をしたいなら、官僚目指す、政治家目指す、研究者目指す、そういうNPO立ち上げるとかでもいいと思うわけです。


社会変えたいなら、そう思うならそっちの世界で思いっ切りやればって思う。中途半端にそういう動きに同調しても、多くの学生に利なんてないよと思う。


それに仕組み議論すると、アメリカは韓国はとか言う人いるけど、あっちはあっちの苦労があるわけで。スキルベースの採用、通年採用なんて始めたら、それこそ就活で苦しむ学生は増えると思うけどね。それに企業側は採用負担増になるし、ましてや新入社員教育なんて雑にならざるを得ない。


というわけで、長くなりましたが、「いろいろ大変だと思うけど、やるしかないのよね」という話。そして、それはある意味、アカデミックポストの就活前である私も同じで、他人の話してる暇あるんだったら、修論書けと。はい、その通りです。


ともあれ、私は今大学にいることもあって基本的には就活生がんばれよって心底応援してます。一生懸命な人には絶対良い結果がついてくる、もしくは一生懸命な中で進むべき道を見つけてくる。


そして、一生懸命な人が報われるような仕組み・社会を作っていくことが、我らおっさん(と言ってもまだ20代なんすけどね、一応)のやるべきことだと思うわけです。決して就活生だけのせいにはせず。よって、俺も言い訳せずやるしかないってことですね。以上ですはい。


上記のようなこと言いましたが、これって自分に刺さるなと。鏡映自己そのもの。
言い訳の多い生き方(苦笑)して来た私ゆえにそう思います。
就活の時も仕事でも、すごい奴は言い訳せずやって、結果出してた。
その上で社会を変革しようと今も動いてる。ホントすごいっす。
そういう人が周りにいるから、私もがんばらないかんなと。
たぶん死ぬまでそう思います。